この3年間、何を行うにせよ新型コロナウイルス感染予防を中核に据えた対応を求められてきたが、やっと次のステージへと変わろうとしている。協会においてもこれまでは総会については、公益法人として全員参加型の総会の実施しか認められてこなかったが、密を避けて実施するという観点から代議員による総会も認められるようになり、本年度の総会において提案を図っていく予定である。一方、各支部やブロック活動における各種の意見の反映や協会活動への参加促進を図る観点から、次期役員改選期においては地域支部選出の理事を約2倍に増員する予定であり、各種の支部会員や役員の意見の反映とそれに伴う活動計画等が実施しやすくなることが期待される。
一方、次期第10期介護保険事業計画を見据えて、介護保険制度改正や介護報酬改定も予定されている。また、ケアプランデータ連携システムや文書負担軽減へ向けて、指定、更新申請等の事務がオンライン上で行えるように進められていく計画もある。主任介護支援専門員、介護支援専門員の資質向上と地位向上へ向けた支援が協会の役割であるが、近年介護認定調査員も含め確保困難に関する相談も増えてきている。職能団体としてこられの対策も検討していく必要がある、また、大阪府介護支援専門員連盟などの組織連携も含め、車の両輪として、本年も務めて参りたいと考え、引き続き、各位によるご指導ご鞭撻を要請したい。
(令和5年度の資金調達及び設備投資の見込みはありません。) |